おはようございます。
◆おとそ
お正月の気分が抜けないことを「おとそ気分」と言います。お正月の浮かれた様子がいつまでも続いて窘められるという感じでしょうか。この「おとそ」は正式にはみりんに屠蘇散という数種類の生薬が配合された漢方薬的なものを漬け込んで作ります。お酒は二十歳まで飲んじゃダメ、おとそだけ飲んでよしと言われて小中高と育った僕は年に一度唯一お酒らしきものを口にすることができたのが「おとそ」でした。飲むと、甘ったるくてカァーーーーっと喉の奥が熱くなります。毎年お酒を飲むことに憧れを抱きながら一年一年と新たな年を迎えて育ちました。甘茶もおとそも、季節の味で、思い出の味です。コロナ禍でお年頭参りに来られた方に進めるのも悩むところもありますが、お正月のおめでたい気分を味わうためにも大切に残したい風習です。
それでは、今日も手を合わせることから1日を始めましょう。