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今日のひとこと

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おはようございます。

◆ジュゲム

寿限無といえば、小学生も知っている古典落語ですね。お寺の和尚さんに子供の名前をつけてもらうのですが、教えてもらった言葉をてんこ盛りにしたためにとても長い名前になって、喧嘩してできたコブも引っ込んでしまったなんていうサゲが有名です。さて、寿限無寿限無に続いて出てくる言葉は「五劫の擦り切れ」です。この五劫の「劫」はお経にも出てくる時間の単位なのです。大智度論という経典の中の説明では、一辺が4000里の立方体の岩があって、100年に一度天女が舞い降りてきて羽衣でその岩を撫でて、撫で終わったらまた100年後やってきて、また撫でて、、というのを繰り返し、岩が摩滅するのにかかる時間が一劫であるという「盤石劫」という喩えや、同じく一辺が4000里の容器に芥子粒が入っていて、100年に一度、芥子粒を一粒取り出して、、芥子粒がなくなるまでにかかる時間が一劫とするという「芥子劫」の喩えがなされています。何とも気の遠くなる時間です。毎朝お勤めしている正信偈の最初にも「五劫思惟之摂受」とありますね。阿弥陀如来は修行する立場の時は法蔵菩薩というお名前でした。五劫という時間にわたり「コレ」について思案を巡らせて、悪いものを捨て、良いものを選び取られました。というくだりですが、ここでいうコレは「全てのもの皆のものを漏れなく救う」というこの上ない願い・誓いです。この実現に向けて法蔵菩薩は五劫もの間、他でもないわたくし達のために思案されたわけです。

それでは、今日も手を合わせることから1日を始めましょう。

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