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心田を耕す

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おはようございます。

昨日の朗読法話は「こころの田を耕す」というお話でした。浄土真宗のみならず様々は宗派のお説教としてお話しされている内容です。昔は大勢の方が農業に従事していたため、田畑を耕すという行為を身をもって体験しています。しかし現代では実際に農業に従事して田畑を耕した経験のある人は少ないでしょう。住職は大学は最初農学部に入りました。1年生の時の夏休みに和歌山県沖の臨海実習所での実習がありました。20人のクラスメイトと共に、開墾作業を行いました。元々みかん畑だった土地を田んぼに変えるという作業です。今まで鍬や鋤をもったことのない子ばかりです。鍬の使い方もおぼつきませんが、とにかく行いました。みかんの木の根っこがあちらこちらにあって、それらも掘り起こしました。相当の重労働で初めてのことで時間もかかるし、翌日以降筋肉痛にも悩まされました。しかし、いかに開墾という作業が大変かを身をもって知ることができました。田畑というものは放っておくと見る間に荒れますし、さぁお米を育てるぞというときにも田んぼの準備が色々とあっていきなり始められるものではないことも学びました。畑も土づくりなどと言いますが、平生からの地道な作業が大切です。田畑が荒れるのは目で見えますが、心の荒廃は比較的みえづらい物です。中国の故事に「子孫に美田を残さず」という言葉がありますが、心の耕し方は伝えていきたいものですね。

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