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24節気と72候 〜穀雨/牡丹華(ぼたんはなさく)

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おはようございます。

穀雨も末候の牡丹華を迎えました。牡丹が大きな花を咲かせるのがこの時期なのだとか。素敵な花は多いですが、椿と牡丹と百合は特に素敵な花だなと思います。牡丹はとても華やかですが、武士は忌み嫌ったと聞きます。理由は牡丹の花はポトっと花を落として散らすので、その様子が首を切り落とされた様子を想像させるからだそうです。そんな牡丹の花ですが、本堂の内陣と言われる場所、おあさじの中継で説明しますと僕がお勤めをしている空間を内陣と言いますが、その真ん中、阿弥陀如来という御本尊(仏さま)がおられる場所を宮殿(くうでん)・須弥壇(しゅみだん)と言います。この足元の部分の彫刻が「獅子と牡丹」です。よくある取り合わせといえばそうですが、なぜ獅子と牡丹なんだろうと調べてみましたら、獅子にとって牡丹は安心安全をもたらしてくれる存在なのだそうです。百獣の王と言われる獅子も唯一の天敵は「獅子身中の虫」という害虫です。獅子の毛の間に住みつき、やがては獅子の皮を破り肉を食う虫です。その虫は牡丹の花から滴り落ちる夜露に当たると死ぬそうで、獅子は牡丹の花の陰で寝ることによって害虫から身を守るのです。ですから牡丹は獅子にとって安心安全をもたらしてくれる存在なのです。同じように虎にとっての竹も安心安全を届けてくれる存在です。虎が恐れるのは象で、象が立ち入って来れないのが竹林です。なので虎は竹林で安心して眠れるわけです。今のように不安な世の中におりますと、何より安心安全が大切だと思いますね。

それでは、今日も手を合わせることから1日を始めましょう。

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