今日のひとこと

蕎麦打ち

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おはようございます。

実は数年前から蕎麦打ちを趣味にしています。元々お蕎麦が好きで、福井には「おろしそば」という辛味大根入りの大根おろしをかけた蕎麦が有名で、うどんよりも蕎麦が県民食になっています。小さい頃はうどんが好きでしたが、大人になってからは蕎麦が大好きになりました。長慶寺の御門徒さんは今庄や池田の出身の方が多いのですが、今庄は特にお蕎麦が特産・名産です。昔は、お嫁さんは必ず蕎麦打ちができなければならなかった時代もあったくらいです。初めて蕎麦打ちを体験したのは「今庄そば祭り」の蕎麦打ち体験でした。蕎麦粉につなぎの山芋を入れ、伸ばします。四角くは伸ばさず丸のまま。そして駒板を使わずに包丁で切っていきます。次に蕎麦打ちを体験したのは、僕が東京にいたときに所属していたスキークラブの先輩が長野県で蕎麦屋を出しており、そこに遊びに行ったときです。こちらは外二八の蕎麦で、四角く伸ばして駒板を使って細く切ります。いわゆる江戸前の蕎麦です。手順を覚えるのが精一杯で、よくわからないまま打ち上がりましたが、自分で打ったお蕎麦はとてもおいしかったです。それがきっかけとなり、いつか本格的に蕎麦打ちを習いたいなと思うようになりました。お参り先で御門徒さんが、今年から蕎麦打ちを始めましたという話になり、お寺からも近い場所で教えてもらえることがわかり、僕も習うことに決めました。月に2回ですが、8回の初級コースを終えて一通り蕎麦打ちの手順がわかったら、もっと上達したくなり、それ以来継続して習っています。おかげで二段にはなれました。初段を受ける前は猛特訓で毎日毎食蕎麦を食べるくらいの時期がありました。かつ、そこまで上手ではなかったので「おいしく無いなぁ〜」と涙ながらに食べたのも懐かしい記憶です。今では細さの好みはありますが、人にお出ししても恥ずかしくないお蕎麦が打てるようになったと思います。今は習い事は書道と蕎麦打ちをしておりますが、いずれももうすぐ47歳になる僕でも最年少です。お坊さんにありがちな話ですが、いつまで経っても若いねと言われるのがお坊さんです。父は75歳で亡くなりましたが、それでも御門徒さんみなさんからは、若いと言われていました。八代目桂文楽は歌人の吉井勇から「長生きするのも『芸』のうちだよ」と言われたそうです。思う通りにはいかないでしょうが、お蕎麦のように細く長くいきたいものです。

それでは、今日も手を合わせることから1日を始めましょう。

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