おはようございます。
父の法要の御供物として、あるお寺さんから板わかめを頂戴しました。よその土地にもあるものかも知れませんが、板わかめは全国的には珍しい食べ物だと思います。板わかめを粉々に砕いた形のものを四合瓶や一升瓶に入れた状態で打っているのをよく見かけます。これは味噌汁の中身にするものではなくて、ご飯にかけて食べるふりかけのようなものです。夏に向けて出始める季節の食べ物です。パリパリと乾燥していますので、塩気があって美味しいのですが、子供には口触りが好まれないかも知れません。事実、子供の時は大人は嬉しがって食べていましたが、僕はそこまでではありませんでした。しかし、年をとるというのは不思議なもので、板わかめを食べてを季節を感じてみたり、あぁ美味しいなぁとしみじみ思うようになりました。子供の時に美味しさがわからなかったものに梅干しがあります。おにぎりの定番具材ですが、二個おにぎりを握ってもらって、片方が昆布で片方が梅干しだと、食べて梅干しだったらハズレを引いた気分でした。しかし今では梅干しのおにぎりの方が好きになりました。あと欲を言えば、海苔で巻いたのではなく、とろろ昆布で巻いた梅干しのおにぎりが好きです。コンビニで売っているおにぎりは12の3で作ると海苔がパリパリしていて美味しいぞ!という感じですが、僕はかえってシナシナの海苔のおにぎりが好きです。ご飯に張り付いたような、湿っぽい海苔がおにぎりには合うと思っています。畳と女房は新しい方がいいなんて言葉がありましたが、畳も新しいと清々しいですが、なんだか落ち着きません。昔からあるような畳の方が居心地はいいです。板わかめもおにぎりに混ぜると、食べることにはシナシナになっていて刺々しい口触りではなくなっています。何においても刺激ではなく優しさを求めるようになったのも経年変化ですね。
それでは、今日も手を合わせることから1日を始めましょう。