おはようございます。
今の人は言わないかもしれませんが、北枕というとなんだか縁起の悪いことのように言われました。お釈迦様がご入滅(ご往生)される時、北枕だったという故事に倣い亡くなった方を北枕で寝させる話から連想してそう言われたのでしょう。かと言って、浄土真宗ではそうしなければならない決まりがあるわけではありませんので、お宅の仏間や広間などの構造に合わせればよろしいと思います。親鸞聖人もご往生の際には頭北面西右脇の体勢でおられたと伝えられております。つまり北枕で右側を下に横になり、お顔は西の方を向いてるということです。お釈迦様と同じ体勢です。北枕については、科学的に実は一番優れいるといい話を聞いたことがあります。方角として北が一番涼しいので北枕で寝るのが快適なんだとか。そして最近知ったのですが、仰向け、うつ伏せ、右脇下、左脇下の四つの体勢の中で一番心臓に負担がないのは右脇を下にして寝る体勢なんだそうです。ですから、北枕で右脇を下で寝るのは、中で一番快適な体勢ということになります。北枕というとなんだか不吉なことのように語られますが、実は理にかなった話だったのですね。
それでは、今日も手を合わせることから1日を始めましょう。