おはようございます。
小暑もいよいよ末候になりました。鷹乃学習と書いて「たかすなわちわざをなす」と読みます。1〜2ヶ月前に生まれた鷹の子供が巣立ちの準備を始める頃です。鷹を間近でみたことはあるかもしれませんが、覚えがありません。昔は鷹狩をしたり鷹匠がいたりしましたので比較的「鷹」は馴染み深い鳥だったのかもしれません。お寺のある場所は西木田というところですが、もうちょっと南に行ったとろに月見という町があります。なんとも風情のある町名ですが、その昔は福井城主のお殿様の鷹狩りの場所で、沼地に映る月が綺麗で月見という名前になったと聞いたことがあります。ですからこの辺りでも鷹が飛ぶ様子がよく見つけられたのだと思います。この時期は鳥が生まれて育ち、そして巣立っていく時期なのですね。お寺の中庭にもよくスズメの子供達がいます。鷹は中でも親について飛び方を覚えたり、獲物を捕まえる方法を学んだりする時期が長いのだそうです。この頃に飛び方、獲物の捕り方を学ぶ鷹は8月から9月にいよいよ巣立ちの時期を迎えます。巣立った鳥は二度と巣に戻ることはなく、おそらく親とも離れ離れて生きていくことになります。巣立つという言葉は想像していたよりも覚悟を伴う重い言葉なのですね。
それでは、今日も手を合わせることから1日を始めましょう。