おはようございます。
今日は祖母の三七日です。お勤めも正信偈の行譜、御文章も白骨章をいただきます。祖母は105歳で長命だったわけですが、両親はどうだったかと申しますと、決して長生きではありませんでした。いくつでご往生されたか詳しくは知らないのですが、祖母の父は大正15年に40代後半で亡くなりました。祖母の母は昭和24年頃に60代半ばで亡くなりました。ですから祖母一人で、両親の年齢を足したくらいの寿命を生きたことになります。祖母が99歳の頃でした。毎年3月に祖母のお父様のお勤めをしていましたが、その時は改まって家族でお勤めしたいと言い、みんな揃ってお勤めしました。90回忌などという年忌は言いませんが、確かにその年は僕からいうと曽祖父が亡くなって90回忌の年でした。99歳の祖母がその父親の90回忌のお勤めをするというので、なんとも気の遠くなる思いをしたのを今でも覚えています。10歳になる前に別れた父親を恋しく思い、60代半ばで亡くなった母親の写真は終生寝室に飾っていた祖母です。自分がとっくの昔に父親母親それぞれの年齢を上回ったのちでも、父親は父親でしたし、母親は母親でした。親は親として共に自分の中で生き続けていたのでしょう。90回忌までは、真ん中の阿弥陀さんに手を合わせたあと、向かって左側の余間(よま)という場所に両親兄弟のお位牌が置かれており、そこに向かって両親に朝の挨拶をしていました。年が行けば行くほど、受けた御恩の深さを感じる、そんな様子でした。
今日も手を合わせることから1日を始めましょう。