おはようございます。
◆お経の旋律は
お経の旋律はハカセという記号で示されていることが多いです。上を向いた線や、下向いた線、にゃごにゃごと曲がりくねった線で旋律を表現します。全部で何種類の節回しがあるかは分かりませんが、かなり沢山あるのは間違いありません。浄土真宗本願寺派のお勤め(聲明しょうみょう)は、もともと天台宗の魚山聲明の流れを汲むと言われています。ただし、かなり簡略化されているとも聞きます。一本調子で伸ばすスクと呼ばれる真っ直ぐの横線記号の節回しは、一本調子で伸ばすのでも良いのですが、これは、風が吹き抜ける音と聞いたことがあります。ですから真っ直ぐではあるのですが、シュゥーーーーっ!ってやや低く入って、シュッと切り上がるように抜けていく様子です。お経の節は全て自然の音を取り入れているとも聞きます。大原のお坊さんが滝に向かって練習をしていたら滝の音が聞こえなくなったという逸話があるのですが、これは滝の音と声が同化したということじゃないかと個人的には理解しています。大自然の音に耳を傾けると、もっとお勤めが上手になれるかもしれませんね。頑張ります。
それでは、今日も手を合わせることから1日を始めましょう。